日本のものづくりは、海外の低価格製品との競争により苦境に立たされています。
そんな中、希望の星と熱い注目を集めていのが、自動車用・医療用金属パイプの加工を行う武州工業株式会社です。
多くの製造業が生産拠点を海外にシフトさせる中、同社は自社製の設備や独自の生産システムを導入し、徹底的にコストを削減することで、海外の低価格製品への対抗に成功しました。
同社が低価格を達成できるのは、海外の安い人件費に習って、人件費を削減しているからではありません。
同社の製品はどのようにして生まれるのか、また、ものづくりにこめた思いとはどういうものか――。
日本のものづくりの最先端を走る、同社代表取締役の林英夫さんにお話をうかがいました。