自身の「育休宣言」によりイクメン議員として名を上げた宮崎謙介元衆議院議員。その後、妻の金子恵美元衆議院議員の出産間際に女性問題を起こし、肩書と中身のあまりのギャップに世間から激しく非難を受け、辞職した。この点については言語道断で、フォローの余地は全くない。
しかし、育休宣言から週刊誌報道までの間に、宮崎さんは自民党内の先輩議員たちから酷いパタハラ(パタニティハラスメント)とパワハラを受けていたという。この時期の宮崎さんにお会いしたことがあったが、確かに沈痛な面持ちで本当に苦しそうだった。
本来、人権侵害やハラスメントを防止するはずの国会議員が、逆に加害者となってハラスメントしていたとしたら、それは問題だろう。一体何があったのか、宮崎さんに話を聞いた。